株式会社 渡辺コンサルティングオフィス
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…渡辺コンサルの独り言…

(2016年1月10日付)

〜今年最初の “独り言” 〜

新年明けましておめでとう御座います。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

年末年始は、皆様、如何お過ごしでしたでしょうか? 私は、年末の旅行で体調を崩してしまい、3泊4日のうち後半はベッドの上で過ごしました。保険証を持っていって良かった。それにしても日本の保険制度というのは大したもので、千葉の人間が、愛媛県松山市の病院で医者から診察を受け、薬を7日分貰って、僅か2千円足らず! これは安い! そこら辺の薬屋で、例えば風邪薬のちょっと良い薬を買うと1500円やそこらはします。しかも当然ですが、プロの医者から診察を受けているのです。「日本って良い国だなぁ〜」 と変に感心してしまいました。
ところで、松山では司馬遼太郎の 「坂の上の雲」 の世界に浸ってきました。「坂の上の雲ミュージアム」 「松山城」 「秋山兄弟の生誕地」 「子規堂」 そして 「道後温泉」 の所謂 「坊ちゃん」 の世界。正岡子規の子規堂では漱石の像と一緒に、子規や漱石が実際に乗ったであろう 「坊ちゃん電車」 の実物車両が一両展示してありました。やはり松山は行って良かった。入った居酒屋のママも素敵でした。

さて、今年初めての 「独り言」 です。この 「独り言」 ですが、年末からのアクセス件数を調べてみたら、300アクセス弱ありました。1月4日から今日迄でも200アクセス弱。これにはビックリ! 多くの方々にアクセスして頂き、感謝以外の言葉がありません。益々、責任が重いですね。今年も頑張って書いていきますので、何卒、宜しくお願い致します。

昨年の9月15日に品質 ・ 環境両規格が改正 ・ 発行され、はや3カ月。昨年は2つの大きな規格が出るという事で、業界や認証されている企業さんも含め、“激動の年” だったと言えます。特に、DISやFDISの段階でも、例えば、「リスクベースの考え方」 に加え、「組織及びその状況の理解」 「利害関係者のニーズと期待の理解」 に基づく 「リスクと機会」 という概念が入ってきたこと。「品質マニュアル」 も 「管理責任者」 も、そして 「予防処置」 という文言なども今までの要求事項から削除になった。つまり、組織の裁量に任せる形になり、文書化も含めて自由度が増した規格になった、云々。そう、あの頃から新規格は大きな話題になっていました。

しかし、反面、事業プロセスとの統合など、企業戦略 ・ 運営とMSとの同一を求める色合いが強くなった。と言う事は、審査する側にとっても、コンサルタントにとっても、そして組織の事務局にとっても “会社経営” と言うものを理解していないと、“規格の理解” は勿論、審査もコンサルそのものも難しい規格になったという事は間違い無いと思われます。私が所属する審査登録機関の審査員は大企業出身者が多く、つまり、サラリーマンが多く、企業経営といってもどこまで理解が出来るのか? 規格を理解して、その視線で経営自体を見ていくとどんな景色が見えるのか、ちょっと疑問ですね。

そして、さらに思うのですが、この業界は、審査員とコンサルタントと両方やっていないと良い仕事は出来ないと思っています。審査しかやったことが無い、コンサルの仕事しか分からないというのでは、世界の片側しか見えない事になります。審査員が、審査席上で何気なく言った事が、組織にとっては大変な作業になったりする。例えば、「ちゃんとISOの事務局を作って、運用しないとダメですよ!」 というような発言を平気でする人がいますが、5 〜 60人規模の組織ではとても無理な場合が多い。でも、そこが大企業出身者には分からない。逆に、コンサルタントも、審査員の思考方法や行動原理・審査側の事情等が分かっていないと、組織側に良いアドバイスをする事が難しいのが現実で、勢い、“認証を取るには” 的な考え方になりがちです。反面、小規模組織なりの苦労や悩みが理解出来るし、システム構築の大変さが身に染みている。つまり、審査とコンサルの両方をやっていないと分からないんですよね! かと言って、正社員の審査員に対して 「コンサルもやりましょう!」 と言ってもそれ自体無理な話。国内の企業が “一社専業主義” を廃しない限り無理です。これは逆も真なり。コンサルタント一本でやってきた人に、「明日から審査もやりましょう。」 といっても土台無理です。2015年度版の言いたい事も分かりますが、業界にこういったジレンマがあるのです。

年末の慌ただしい時に、第2回マネジメントシステム経営研究会を開催しました。その記録は、本日発売のアイソス2月号に掲載されています。是非、ご覧ください。いや 〜、激論でしたね。激論! 規格についてあれだけ話し合ったというのは、随分久し振りだったし、とても幸せな時間でした。兎に角、序文の始めから一行、一行を読んで行ったのです。この文はどう解釈すべきか! 審査ではどう確認するか! 等々、本当に激論でした。ご興味がある方は、アイソスを買ってご一読下さい。尚、次回は2月23日 (火) の午後1時から東京駅近くのルノアール (貸し会議室) で開催します。参加費無料、自由参加ですので当社HPよりお申し込み下さい。2月は 「5.2方針」からです。奮ってご参加下さい。

JIS版がお手元に届いている企業さんも多いと思いますが、規格本文を読むだけでなく、是非、後ろの解説を読んで下さい。例えば、a) 組織の状況に応じた品質マネジメントシステム b) 事業プロセスへの統合 ?) 品質に関連するパフォーマンスの評価 そしてe) リスク及び機会への取組み等、規格の改定がなされるまでの経緯や理解を高めるために参考になる解説が沢山あります。是非、ご一読を!

さて! 今日は、これから20年来の仲間たちとの新年会です。行ってきま〜す!

今回はこの辺で。


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