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…渡辺コンサルの独り言…

(2017年2月26日付)

〜前回の宿題の答え合わせ〜

皆さん、今日は! ようやく春めいてきた今日この頃ですが、皆さんは如何お過ごしですか? 先週は、またしても臨時休刊となり申し訳御座いません。準備や支度に追われ、どうしても時間が取れませんでした。お詫びします。

さて、その宿題の答えです。規格は環境 MS。場所は愛知県犬山市にある大手企業の工場です。広大な敷地には23もの下請け業者が入り、工場の中での加工 ・ 委託作業や工場内の設備修理、輸送 ・ 配送、梱包 ・ 出荷など様々な作業を請け負っています。その23の下請け企業の環境側面が環境マネジメントシステムの中で捉えられていないという所見に対して、工場側から以下の反論がありました。

工場側 :彼らがやっている仕事を一々見ていられない。仕事によっては工場から持ち出して仕事をしているので、そこまで見るというのは出来ない

この反論に対して皆さんはどう思いますか? というのが宿題でした。

私は、今、改めて振り返ってみてもこれは不適合だと思います。工場側は敷地の外の作業も含めて反論していますが、環境 MS では境界 (適用範囲) を決め、その境界の中での組織側の活動を捉えろ! と言っています。
さらに、「組織が管理できる側面及び組織が影響を及ぼすことができる環境側面、並びにそれらに伴う環境影響を決定しなければならない。」 ( 2015 年度版) としています。これらを考えると、工場敷地内における下請け企業の活動に対する環境側面が組織側の MS の中に無いというのは、明らかに不適合と判断出来ると思います。

例えば、下請さんの活動で、騒音や振動の発生、廃棄物の発生、また、業務上使用するものの中で有機溶剤などがあるかも知れません。また、直ぐ横を一級河川が流れていますので、もしかすると何等かの汚水や排水もあるかも知れない。大気汚染や臭気の発生だって可能性だってあると思いますよ。
工場側は、これら環境側面を当然捉えている筈だし、だからこそ、例えば 「廃棄物を出す際は、工場の所定の場所に、決まった方法で出しているか」 監視している筈です。事業系の一般廃棄物は勿論、特別管理の廃棄物だって無いとは言えないと思います。騒音にしても、振動にしても、水質汚濁にしても、大気汚染にしても、工場は “法令順守” という視点で彼ら業者の活動を管理し、監視し、適切に活動しているか否か、例えば、管理部の月例報告会やマネジメントレビューなどを通じて報告している筈です。やっていない筈が無いと思います。

この反論が出来なかった。本当に口惜しいし、良い勉強になりました。

さて、今日は、夕方から昔勤めていたヒルトン東京 (西新宿6丁目) の営業部の OB ・ OG 会が、都内某ホテルで行われます。このホテルの現総支配人は、宴会営業部当時の私の直ぐ上の先輩です。年に1〜2回集まるのですが、本当に楽しみです。行ってきます!

今週はこの辺で。


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