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…渡辺コンサルの独り言…

(2018年3月4日付)

〜リスク評価と対応〜

皆さん、今日は! ようやく春らしい陽気になってきましたね。今年の冬は寒く、長かった。1月の中旬に山形に行きましたが、あの時は氷点下11℃、メチャクチャ寒かったです。これからは三寒四温とも言いますが、春の足音が益々大きくなります。桜の開花予想も出たし、街を歩けばキャンディーズの 「もうすぐ春ですねぇ〜〜♪」 の歌も聞こえてきそうです。

さて、このところリスクについて書いてきましたが、改めてリスク評価と対応について考えたいと思います。以下は、何かの計画を立てるときに是非、考慮して頂きたいリスク評価の4分類です。事業計画でも良いし、年度計画、生産計画、教育計画・・・、何でも良いです。計画段階でリスクを事前に想定し、そのリスクにどう対応するか、この点に尽きます。

計画段階でのリスク評価

計画段階でのリスク評価図

この図を見て分かるように、リスクを以下の4分類にしています。

Aゾーン:
想定されるリスクの影響度は大変に大きく、また、容易に発生することが予想される。
対 策:
回避 リスクは大変大きく、計画自体の廃止か、抜本的な見直しが必要。
Bゾーン:
リスクの発生する可能性は低いが、一旦、顕在化すると悪影響は非常に大きい。
対 策:
転嫁 そのリスクを他社の専門家やプロに転嫁(任せて)してしまう。保険を掛ける。
*運送の外部委託が分かり易い。また、保険については火災保険、損害保険など一般的。
Cゾーン:
発生頻度は高いが、しかし、発生したところで影響度は小さい。
対 策:
低減 影響度は小さいものの発生頻度は高く、発生頻度を下げる改善は必要。
Dゾーン:
影響度も発生頻度も小さく、受容する。
対 策:
受容 計画段階で見積もれるリスクは小さい。計画を進める。

如何ですか? この4つのリスクをタートル分析図に見ると、さらに具体的なイメージが掴めます。

タートル分析図

あるプロセスを計画する際に、この 4M (さらにメディア : MEDIA = 情報を加えて 5M でも良い) の何処に、どのようなリスクが潜んでいるのか? その大きさ (影響度) はどの程度か? 発生頻度は?
一つひとつ検証し、リスクを抽出し、事前に手を打ってしまう事がビジネスですよね。計画段階でリスクを織り込む事と9001規格でも解説しています。

また、これらタートル分析図を構成する4〜5Mの潜在的なリスク (不確かさ) を 「内部監査」 で抽出していくのも重要です。労働安全衛生面の視点を加えても良し、情報セキュリティといった視点を加えても良し。プロセスを分けて (分解) 考える事が大切ですね。

今日はこの辺で。


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