株式会社 渡辺コンサルティングオフィス
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…渡辺コンサルの独り言…

(2016年4月24日付)

〜4月12日の研究会の事〜

皆さん、今日は、熊本を襲った大地震から早くも一週間以上が経ちました。各業界 ・ 団体、スポーツ選手や著名人等様々な支援が始まっています。僅かな金額ですが、私も幾ばくかの寄付をしようと思います。それにしても、一刻も早く復旧の道筋が見えて欲しいものです。被災された方々の 「もう、限界」 という言葉を聞くと、言葉では言い表せない程の “焦り” を感じるのは私だけでは無いと思います。それにしても、何気ない平凡な毎日が如何に大切なものか、感じない訳にはいきませんね。

ところで、冒頭にお知らせ致しますが、次回、5月1日は休刊とさせて頂きます。GW全部潰してテキスト作成をしますので、独り言を書く余裕が有りません。宜しくお願い致します。

さて、お陰様で、4月12日に第4回のマネジメントシステム経営研究会を開催する事が出来ました。これも皆様のご支援の賜物です。今回は私を含めて計10名の方のご出席。参加者が少しずつ増えてきました。本当に多士済々、今まで以上に熱心な議論をする事が出来ました。

今回は、規格の解釈は 9001 規格の “ 8.1 運用の計画及び管理” のみに留め、前半は “力量とは何か” という議論、そして、8.1 規格解釈のあと、後半は “内部監査” について議論をする事が出来ました。

ところで、8.1 運用の計画及び管理ですが、これは 2008 年度版でいう 7.1 製品実現に該当します。まぁ、大分表現が細かくなってはいますが、これは規格全体に言えることでしょう。例えば、a) の製品及びサービスに関する要求事項の明確化やb) の “プロセス” と “製品及びサービスの合否判定” の基準の設定といった点。それからe)は、2008 年度版でもあったのですが要求内容を書き分けています。

e) 次の目的のために必要な程度の、文書化した情報の明確化、維持及び保持
 1) プロセスが計画通りに実施されたという確信を持つ。
 2) 製品及びサービスの要求事項への適合を実証する。

この1) が当日、議論の一つになり、「プロセスが計画通りに漏れなく実施出来ている事が大切」 であるとし、具体的には 「管理工程図」 「製造 (作業) 指示書」 「QC工程表」 といった文書が該当するとなりました。尚、この1) は、“8.6 製品及びサービスのリリース” にある 「計画した取決めが問題無く完了するまでは、顧客への製品及びサービスのリリースを行ってはならない。」 と繋がっている事を確認しました。

また、当日の参加者から 「何故、品質目標が亡くなったのか?」 という質問が出ました。

この質問に対して、出席者の方による 「バランススコアカードと 9001 の関係」 というミニ講義があり、品質目標の意味が、2008 年度版と 2015 年度版とは異なるという説明がありました。また、バランススコアカードと 9001 の考え方はピッタリと合致するという説明もありました。
この部分は、ご本人の承諾を得ていないので掲載するのを控えますが、私は大変に勉強になりました。
ただ、“品質目標” の設定と取組みは、企業が持つ様々なリスクに対する改善への取組みの一つと考えると、“製品品質の目標” とは大分意味合いが違っている事が分かります。

最期の方に、「この計画のアウトプットは、組織の運用に適したものでなければならない。」 とありますが、2008 年度版にあった “形式” という表現が無くなりました。“形式” というと、また何か文書を作る必要があるのか、といった誤解を避けるために “形式” を削除したと思われます。世の中、口頭で作業指示を出している業界などいくらでもあります。アウトプットは、不適合が発生した場合の損失の大小に関係しますよね。

さて、今日も多忙、作業が一杯です。内部監査員養成講座の修了証を作らなければならないし、客先に請求書を出す準備をしなければなりません。また、今週末の審査の準備をしなければ! オジさんは忙しいのだ。

それでは、今日はこの辺で。


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