株式会社 渡辺コンサルティングオフィス
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…渡辺コンサルの独り言…

(2015年5月16日付)

テーマ : 研究会発足にあたり

私が住む千葉県鎌ケ谷市は、早くも初夏のような季節となりました。皆さんがお住まいの街は如何でしょうか?

さて、今回から 「渡辺コンサルの独り言」 と題し、審査員やコンサルタントとして活動する中で感じた事や思った事をコメントしていきたいと思います。

第1回目は、8月20日に発足する 「マネジメントシステム経営研究会」 についてです。弊社では、この研究会の参加者を募集しています。経営者、管理責任者(事務局)、審査員、そしてコンサルタントの方々・・・。ISOの導入・運用に関わっている方であれば、どなたでも結構です。丁度、規格の改正もありますし、一緒になってマネジメントシステムを経営にどう活かすのか、考えていきませんか?

尚、研究会参加者は継続して募集します。研究会発足後、途中からでも結構ですので参加をお願いします。

研究会を作ろうと思った最大の理由は、所謂、ダブルスタンダードの問題です。アイソスに掲載した広告にも書きましたが、審査で各企業を訪問した際に度々感じる事は、マネジメントシステムを企業経営に活かしている企業が本当に少ないという事です。これは長年に渡り痛感してきました。ISOはISO、実務は実務と完全に分かれてしまっている。従って、審査の席上で様々な議論をし、「不適合」「観察事項」「改善の機会」といった指摘をしても、組織は、その指摘が自分達にどのようなメリットがあるか、果たして何処まで理解しているのか、大いに疑問なのです。
現場からは「審査員が言うから直す。出来れば面倒な事は言われたくない。」という言葉が返ってきます。何か、おかしいですよね!

ダブルスタンダードになる理由は幾つか考えられます。

  1. 規格の言葉が難しく、容易に理解出来ない。つまり、どう活用すれば良いか分からない。
  2. 審査員も、コンサルタントも、経営者に対して規格の内容の理解を促すような努力を怠ってきた。
    そして、この2、に関連して決定的な事は、
  3. 企業の売上や利益創出にマネジメントシステムはどのように活用出来るのか、我々自身の理解不足。

つまり、企業活動をダブルスタンダードにしたのは、我々業界(規格発行者、審査機関、コンサルタント)という事になります。皆さん、どう思われますか?

製品やサービスという何等かの付加価値を顧客に提供し、その対価を受け取って企業は存続し、発展していきます。付加価値の一部を「品質」という言葉で表現する事が出来るならば、

  1. 品質方針・品質目標の達成を通じて顧客満足の向上を図る=売上を伸ばす。
  2. プロセスを監視し、データを集計・分析し、生産効率の向上やミス・ロス・クレームの減少を図る。
    利害関係者のニーズや期待に応える、間違いの無い仕事をする。=利益を守る。

こんなロジックが出来そうです。それじゃ、規格の一つ一つをどう理解し、どう活用すれば良いのか?

皆さん、こんな議論を研究会でしませんか?参加をお待ちしております。


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