株式会社 渡辺コンサルティングオフィス |
![]()
|
…渡辺コンサルの独り言…(2016年5月22日付) 〜PDCAの大規模構造!〜皆さん、今日は、いや〜 すっかり初夏ですね。北海道では30℃ を超えたところがあるようで、本州より暑いという事になります。この時期に! 北海道で! 凄いですよね。盛夏になったらどうなるのでしょう? 北海道は、夏より冬の方がビールが売れると言いますが、さ〜て、今年はどうなりますか? さて、このところ 2015 年度版改訂のコンサルティングが立て続けにスタートしています。その初期段階のご説明で重宝しているのが、日本規格協会から出版されている 「 ISO9001 : 2015 要求事項の解説」 品質マネジメントシステム規格国内委員会監修 著者は中條武志 ・ 棟近雅彦 ・ 山田秀各氏です。“公式” 解説書と帯に書いてありますが、大変に分かり易い解説書で、皆さんもお買い求めになると良いと思います。その中で、特に私的に良いと思うのが 180 ページにある 「 3.1 JIS Q 9001 : 2015 に埋め込まれた PDCA サイクルの構造」 と題した図です。PDCA を3層重ねた図なのですが、この図を模写し、「PDCA大規模構造」 と題してコンサル先への説明時に使用しています。 3層の PDCA というのは、以下のように説明が付いています。
この3層のPDCAですが、各章との関係は以下のようになっています。(下図参照)
![]() これで分かるように、PとDは章がそれぞれ異なりますが、CとAは同じになっています。 それでは 9.1.3 分析及び評価の内容はどうなっているでしょうか?
これを、先ほどの3層構造に振り分けてみると・・・
こんな形になりますね。因みに、一番外にあるPDCAは時間軸が長く、3年〜5年といった捉えで良いと思います。真ん中の円は基本1年間、一番内側の円は個々の製品及びサービス提供に掛かる “期間” です。
こんな理解も出来そうですね。 以上です。今回はこの辺で! |