株式会社 渡辺コンサルティングオフィス
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…渡辺コンサルの独り言…

(2016年6月12日付)

〜目的と計画、そしてリスク〜

皆さん、今日は、毎日暑いですね。先週木曜日、千葉県北西部は朝から豪雨で、家の前の道路が冠水してしまい、家から出られず慌てました。ただ、金曜、土曜と逆に暑かったですよね。木曜日から2泊3日で群馬県、栃木県を廻ってきましたが、帰りは一人傘を持って電車に乗って帰ってきました。こういう時の傘って本当に邪魔ですね。

さて、今日は超多忙のため、超短縮ヴァージョンです。ご容赦願います。

先週の月曜日、高田馬場にある潟Oローバルテクノという研修センターで 「ISO31000:2009 リスクマネジメント規格の理解と実践コース」 という研修を受けてきました。講師のT先生の説明は大変に分かり易く、本当に勉強になった研修でした。これは皆さんに是非、お勧めしたいコースです。

何故、この研修を受けようと思ったのかと言うと、9001 においてリスクの捉え方に曖昧さがあり、もっとしっかりしたフレームが必要なのではないか。そう思っていたところに、丁度、T先生からご案内を頂き、早速、受講した、そんな経緯です。その講義の中で勉強になった事は沢山あるのですが、特に、以下の点を再認識しました。

リスクとは?
リスクとは、不確かさが与える影響に より発生した目標 (期待) との乖離の 結果 (量) である。

目的・目標が定まらないとリスクは特定できず、
リスクマネジメントは出来ない。

  1. リスク:不確かさが組織の目的に与える影響。(目的を明確にしないと、リスクが定まらない)
  2. 期待に対して好ましい方向、または好ましくない方向に乖離する事の両方だと定義。
    好ましい影響を最大化することと、好ましくない影響を最小化する事を同時に考える。
  3. あらゆる活動にはリスクが含まれる。組織はリスクを特定・分析し、自らのリスク基準を満たすためにリスク対応でそのリスクを修正し、評価し、リスクを運営管理。更なるリスク対応が必要とならないように。

先週も書いたのですが、会社の3年後5年後の目指す姿 (意図した結果) が明確になっている事が大切で、その意図した結果を出すための行動計画が設けられ、そこで初めてその計画に対するリスクが明確になるのだと思うのです。
これは品質目標も同じで、期初において本年度の目標数値を設定し、その目標を達成するための計画があり、そこで考えられるリスクとそのリスクの軽減策が出てくるのだと思います。この点が審査における着眼点の一つになると思います。ある意味で問題意識ですね。計画も、事業計画や営業目標 (数値)、購買予算、MSで言えば教育計画や内部監査の計画等々様々な計画がありますが、それらの意図した結果を出すためにどのようなリスクがあるのか、これを事前に捉え、どのような手を打ち (予防処置)、意図した結果を達成していくのか? 考えてみれば当たり前の話ばかりですね。

前述のT先生によると、業界の或る偉い人が 「マネジメントシステムが、ようやく経営のレベルに追いついてきた」 と言われたそうです。本当にそうですね。納得です。

他にも勉強になった事が沢山あるのですが、これはまた別の機会にご紹介します。

今回はこの辺で!


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