株式会社 渡辺コンサルティングオフィス
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…渡辺コンサルの独り言…

(2017年7月30日付)

〜ISO って何?〜

皆さん、今日は! 梅雨の戻りですかねぇ? 南関東の空は毎日雲に覆われ、スッキリしない天気が続きます。昨夜は隅田川の花火大会だったのですが、どうも雨だったようですね。折角の浴衣姿の人も多かったでしょうに、残念でした。でも、新聞によると大分盛り上がったようで、まぁ、それはそれで良かったのでは?

さて、今日もバタバタしています。超短縮ヴァージョンでいきます。

数週間程前にコンサル先から 「 ISO って、全く初めての人達がいます。新入社員も含めて一度、説明をして貰えませんか?」 という依頼が入りました。そもそも ISO という言葉も知らない、何をやれば良いのか? ゼロベースで説明して欲しいと言うのです。そう、例えば、ISO 9001 など、一言で言うと要は何なのか? これって案外難しいですね。

ISO 9001 : 品質マネジメントシステムとは?
  「企業が、意図した結果(成果)を経済的、合理的に達成するための仕組み」

私は、よく 「 ISO 9001 は正確、迅速、確実を求めている」 と説明しています。正確な仕事、早く迅速な仕事、間違いのない確実な仕事、です。これは、一切の無駄 (時間、材料、コスト等) を排除し、最短時間・最小コストで最大の意図した結果 (成果) を出すこと、つまり生産性の向上に直結しています。また、企業が意図する結果とは売上 ・ 利益に他なりません。利益率をどう向上させるのか、その最良の取組みが ISO の 9001 や 14001 への取組みです。でも、これが社会の中で理解されていないですね。これを何とかしたい。

ただ、分かり難いのが 「品質」 と言う言葉です。よく使う表現に 「新橋駅前の立ち食い蕎麦屋と、京都の一流料亭で出す蕎麦は違う。」 と説明することが良くあります。それでは、御社はどのような蕎麦 (製品及びサービス) を顧客に提供し、満足をして貰い、その対価として報酬を貰おうとしているのか? この “どのような蕎麦” こそが品質という事になります。

ある会社の社長さん、技術一本で今の会社をたたき上げてきました。商売が順調になり、一人でやっていく事が難しくなり、人を雇う事になりました。そうこうしているうちに益々人が増え、工場や営業所も増えていく中で一つ大きな悩みがありました。つまり、自分が考えている製品品質をどうやったら維持 ・ 発展出来るのか? 自分が見ていなくても、一定レベルの製品が作れるようにするにはどうすれば良いのか???

そこで、以下を決めていく事にしました。

人   :
教育 ・ 訓練をし、技能レベルを向上させ、経験を積ませる。資格を取らせる。
標準化:
手順を決め、その通りに仕事をさせる。基本を徹底させ、必要に応じて応用力を高める。
失敗したら原因を究明し、作業手順を改訂し、新たな手順を徹底 (教育) する。
材料  :
材料の基準を決め、厳選した材料を仕入れる。
機械  :
使用する機械を決め、メンテナンスを徹底し、生産計画を順守出来る。
基準  :
その仕事が上手くいっているか否かを判断する基準を決める。

このように仕事を分解し、社長が考えている通りの仕事 (製品品質) を部下にさせる。これが “品質” “マネジメント (管理)” “システム (仕組み)” ですよね。力量の評価などもそうですが、“上から目線” です。蕎麦も同じですね。社長が考えている蕎麦を出したい、どうすれば一定品質の蕎麦を出せるのか? レシピ (手順) を決め、蕎麦の原材料やそば打ちの手順を決め、道具を決め、社長が味見 (検査) をし、合格した蕎麦だけをお店に出す、これらは皆、ISO 9001 : 品質マネジメントシステムの話です。何も難しくないです。

さて、仕事をしなければ・・・。

今日はこの辺で。


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