株式会社 渡辺コンサルティングオフィス
トップページ
データ経営構築と運用
審査の現場から
内部監査員養成講座
会社案内

…渡辺コンサルの独り言…

(2015年8月23日付)

〜研究会初会合を終えて〜

8月上旬までの猛烈な暑さもようやく終わり、やれやれと思ったら、昨日22日 (土) はまた猛烈な暑さでした。ところで、昨日は多摩川の花火大会。古くからの友人達と毎年恒例の花火見物に行って来ました。
多摩川を挟んで二子玉川駅と二子新地駅があるのですが、いずれも駅から会場まで大変な混雑でした。私は二子新地駅で降り、河川敷にある野球場のいつもの場所へ! ところで、今年から川崎会場と上流の世田谷会場 (それぞれ6千発) が連携を取り、まるで一つの花火大会のような素晴らしい大会になりました。打ち上げる花火も双方連携を取っているような印象です。もう一つ! 今年から (?) さらに上流の狛江会場が始まり、3 会場の花火が同時に見られるという最高の花火大会になったのです。本当に素晴らしかったですよ!
実は、もう一つ感心した事があったのです。二子玉川駅の (こちらから見ると対岸) 直ぐそばに楽天の本社ビル (30階建?) があるのです。土曜日の夕方なのに殆どのフロアーで電気が点いていたのですが、実は、花火大会の間中、オフィスの電気を殆ど消してくれたのです。この心配りは有り難いですね。
今年は夏休み無しで研究会の準備をしてきただけに、私にとって、この夏唯一の楽しいプレゼントになりました。

さて、本題! 従前からのお知らせの通り、8月20日、秋葉原にある東京都の会議室を借りて、マネジメントシステム経営研究会の初会合を無事開催する事が出来ました。

所謂、大手と言われる企業の品質保証の方々から、社長含めて12名の超零細企業様、某審査機関の審査員の方、ある金属表面処理については世界的なパイオニアと言われる方まで多士済々、参加 9社12名様のご参加を頂きました。

初会合ですが、要は研究会発足に向けた私のプレゼンテーションです。ポイントは以下の通り。

  1. 1990年代初頭に ISO9001 が日本に入ってきて四半世紀。未だにダブルスタンダード。企業経営の役に立つ MS にはなっていない。
  2. 規格自体の理解が難しく、社会から正しい評価を得ていない。活用方法が理解されていない。
  3. 財務会計と管理会計の違い。固定費や変動費とは何か? 営業利益率や粗利率とは?
  4. 新規格の改正 ・ 発行も目の前、この機会に会社の利益に貢献する MS とは何かを皆で学びましょう。

主旨は以上なのですが、弊社としては 「経理部門 (管理部)」 を MS の中に含むことを提案しています。 経理にしか分からない数字 (仕入値、外注加工費、様々な経費 = 出ちゃった、使っちゃった。) と、MS 側から出てくる現場の数字 (例 : ロス率) をドッキングさせ、損益計算書には絶対に出てこないムダな数字 = 見えない損失を炙り出し、この損失を下げる事で原価低減を図る。利益を出易くする = 損益分岐点を下げることを、組織の中に体系的な運営システムとして構築出来るのは 9001 や 14001 だけと考えます。

ところが、この 9001 や 14001 の本来の付加価値や、MS の使い方 (活用方法) が知られていない。

席上、具体的事例を例に取り、ロス率に従って実際にどれ位ムダな経費が出ているか計算をしてみると、年間数百万のムダが出ている事 (損益計算書には絶対に出てこない。) を理解して頂きました。具体的事例のモデルにした企業は 2社、いずれも従業員数は数十名の会社ですが、この規模の会社ですらこういった数字が出てきます。しかし、今までの取り組みであれば、こういった数字は出てこない。何故なら、経理さんは MS の範囲外であり、会計面が切り離されている = ダブルスタンダードになっているからです。
※ ここでいうロス率低減 = 損失金額低減の話は、そのまま 14001 の著しい環境側面であり、環境影響の低減に繋がります。

皆さん! 真剣に経営に取り組んでいる、まともな企業経営者であれば、こういった負の数字 = 表に出てこない数字が気にならない社長さんはいないと思います。
そして、こういう取組みをする事で、初めて社長さんは 9001 や 14001 でいうリーダーシップを発揮 して、MS の運営や導入に真剣に取り組む気になると思うのです。

こういった主旨のご説明をしたところ、参加者全員のご賛同の下、研究会の発足が決まりました。これは感謝以外に有りません。本当に有難う御座います。
尚、当日は月刊アイソス (システム規格社) の編集長自ら取材に来られ、10月号 (9月10日発売) に取材記事が掲載されます。感心が有る方は、是非、お買い求め下さい。アイソスという月刊誌は大変に良質で、勉強になる記事ばかりです。参考になりますよ!

また、当日は個人参加の Yさんから情報提供という事で、以下のご案内がありました。今後は研究会で取り上げたり、実際に企業訪問したりして勉強したいと参加者から意見が出ました。

  1. MFCS (マテリアルフローコスト会計) : ISO14051
  2. SSM ( Stress-Strength Model )
  3. 某企業の ISO に関する取り組み

この個人参加の Yさん (実は超大手企業の品質保証の方) には、今回の研究会の発足に大変ご尽力いただいております。改めて心から御礼を申し上げます。

さて、今回は以上です。

第1回マネジメントシステム経営研究会のご案内はHPのトップに掲載しております。
是非、皆さんも研究会に参加されませんか?


Copyright (C) 2006-2007 Watanabe Consulting Office CO.,ltd. All Rights Reserved. | 個人情報保護方針