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…渡辺コンサルの独り言…

(2015年8月30日付)

〜プロセスアプローチと経理の関係〜

皆さん、こんにちは、毎日鬱陶しい天気が続きますね。関東地方は、確か7月中下旬はず〜っと雨で、やっと梅雨が明けたと思ったら今度は猛烈な暑さが2週間程続き、お盆の頃からまた愚図ついた天気がこれで2週間。気が付いてみると、今年の夏は2週間周期で天気が変わっています。何というか、もっと中庸というか・・・。何とかなりませんかね〜!

さて、研究会の発足から10日程経ちました。先ほどもこの研究会に関する原稿を書いていたのですが、やはり、長年に渡るこの想い。行動を起こして良かったなぁと思う反面、責任は益々重いという実感が湧いてきます。社会に対して何を、どう発信していくか。企業会計と MS が一体となっているのが当たり前! 常識! の社会を目指して頑張らなければなりませんね。

さて、改めて自分の考えを整理しています。結局、自分が言いたいのは “プロセスアプローチと経理面との連動” なのだ、というのが結論です。この連動こそが事業運営の中核であるべきという結論に達するのです。

ISO 9001 : 2015 (DIS版)の 0.3 プロセスアプローチには以下の記述があります。

0.3 プロセスアプローチ
活動を、整合性のあるシステムとして機能する、相互に関連するプロセスとして理解し、管理すれば、一貫した、予測される結果が、より効果的に効率よく達成される。この規格は、顧客要求事項を満たすことによって顧客満足を向上させるために、品質マネジメントシステムを構築し、実施し、その品質マネジメントシステムの有効性を改善する際に、プロセスアプローチを採用することを奨励している。この規格の箇条 4.4 には、プロセスアプローチの採用に不可欠とみられる規程要求事項が含まれている。
プロセスアプローチでは、組織の品質方針及び戦略的な方向性に従って、意図した結果を達成するために、プロセス及びその相互作用の体系的な規定事項及び管理が適用される。プロセス及びシステムを全体として管理することは、PDCA (略) 手法 ( 0.4 を参照) に、望ましくない成果の防止を目指す “リスクに基づく思考” ( 0.5 を参照) を全面的に併用することで、達成できる。
 a)要求事項を理解し、一貫してそれを満たす。
 b)付加価値の点でプロセスを考慮する。
 c)効果的なプロセスパフォーマンスを達成する。
 d)データ及び情報の評価に基づいてプロセスを改善する。
(以下、略)

このプロセスアプローチに関する解説を読んだだけでも、経理面から提供される様々な費用 (直接費:労務費・材料費・経費) と間接費 (同)、また、別な切り口でいう 「変動費」 や 「固定費」 という各費用を考慮しながら MS を運用していく方が、余程、素直である事が分かります。特に、「 c) 効果的なプロセスパフォーマンスを達成する」 という点など、予算と実績を抜きに考えられないように思うのですが、如何ですか?

あるプロセスに対して、インプット、つまり何かが入ってきて、アウトプット、つまり、何かが付加価値をつけて出ていく。その I/P から O/P されるまでの間にどのような費用 (労務費・材料費・経費) が、いくら掛かるのか?そしていくら掛かったのか?

こういった考え方は建設 ・ 土木業であれば当たり前で、実行予算と工事後の実績の乖離を工程毎や材料毎に把握して、次の工事に活かしています。ただ、そこに4M (人、手順、器械・設備、材料) やプロセスの監視・測定 (所謂、どれ位? )、統計的手法に基づく原因分析やデータ分析といったシステマチックな運営があるか否か、というと別問題になりますが・・・。

プロセスアプローチと経理面との連動


こう見れば見るほど、プロセスアプローチと経理面との連動は、当たり前に思えて仕方がありません。
企業ならば当然! というより、今まで、ダブルスタンダードな状態が続いている事自体が不思議に思えるのです。だから、研究会を立ち上げたのですが、この不自然な状況を早く解消し、マネジメントシステムとは企業経営のお役に立つものなのだ、という理解を広げたいですね。

今回はこの辺で!


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