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…渡辺コンサルの独り言…

(2015年11月15日付)

〜組織の知識〜

皆さん、今日は、千葉県北西部は午後から天気が回復してきました。ところで、今週から一気に寒くなりましたね。今までは、電車の中でも完全に冬の服装の人の隣に半袖姿の女性が座っていたり、着ている服装がまちまちだったのですが、これで冬支度が進みそうです。
今週は、長野県は小布施に審査で行ってきました。生憎の雨でしたが、山は全山紅葉です。タクシーの運転手さんに伺うと 「晴れると見事ですよ!」 との説明でしたが、そりゃぁそうでしょう。関東平野もそろそろ紅葉が始まっています。皆さんのお住まいの地域は如何でしょうか?

さて、9001:2015 ですが、変更が無ければ今週20日 (金) に JIS が発行されると思います。
今回は、その 9001:2015 の 7.1.6 組織の知識を考えます。先ず、先に規格原文 (抜粋) を見ましょう。尚、業務多忙につき、今週も短縮ヴァージョンです。すいません。

7.1.6 組織の知識
組織は、プロセスの運用に必要な知識、並びに製品及びサービスの適合を達成するために必要な知識を明確にしなければならない。
この知識を維持し、必要な範囲で利用できるようにしなければならない。
変化するニーズ及び傾向に取り組む場合、組織は、現在の知識を考慮し、必要な追加の知識及び要求される更新情報を得る方法又はそれらにアクセスする方法を決定しなければならない。
注記 (略)
a) 内部の知識(略)
b) 外部の知識(略)

私が所属する審査登録期間の審査員研修では、この条項は日本の提案だったという説明で、その主旨は、「組織において特有の技術を持った人が退職すると、技術レベルが一気に落ちてしまう。そのためにも、知識や情報、技術の承継を意図した。」 という説明でした。これは全ての組織の永遠の課題でしょうか。

この話を審査先やコンサル先で話をすると皆さん、納得されます。特に、コンサル先にはメーカーが何社かあり、そこではベテラン社員の退職に伴い、技術が途絶えてしまっている現実を目の当たりにしています。しかし、知識や情報といった活字に置き換える事が出来るものならまだしも、勘 ・ コツ ・ 経験によって形成される技術などは、一朝一夕に継承出来るものでは無く、難しい課題ですね。

また、若手の育成もあり、キチンとした “技術の承継と育成” に対する組織としての基本的な思想の問題で、繰り返しますが “組織の永遠の課題” であり、経営者の問題意識 ・ 危機意識と直結しています。また、経営者が現場で何が起きているか、どれ位現場を知っているか、この点も重要です。

今回は短縮ヴァージョン。この辺で!


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