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…渡辺コンサルの独り言…

(2015年12月20付)

〜今年最後の “独り言”〜

皆さん、今日は、2つの規格改正で大騒ぎした2015年もあと残り10日。いよいよ年の瀬です。世の中はクリスマス、それが終わると年越し。新しい年がもう目の前です。今年はエルニーニョ現象のために超暖冬で、まぁ、暖かくて助かるのですが、皆さんのお住まいの地域は如何でしょうか?

私は、26日から3泊4日で愛媛県は松山に行って来ます。近くに道後温泉もあるし、一年の疲れを取ってきます。

さて、今回が今年最後の “独り言” です。5月から続いてきたこの独り言も、お陰様で一度も休むことなく、また、多くの方々のご支援を頂き、今日まで続けてくることが出来ました。本当に有難う御座いました。また、来年もアクセスして頂いている多くの方々に喜んで頂けます様、頑張って書いて参りますので、何卒宜しくお願いします。

12月15日に、お陰様で第2回目のマネジメントシステム経営研究会を開催することが出来ました。この内容については、来年1月に発売されるアイソス2月号に掲載されますし、色々と差し障りが有りますので詳しい事は省きますが、一つだけ、今回の 9001 改正のポイントを挙げておきたいと思います。

と言いますのは、設計 ・ 開発です。以前も独り言に書いたのですが、この設計 ・ 開発は、もう適用除外は無理とほぼ断言出来ます。
整理をすると、今までの設計 ・ 開発は 「製品設計」 だったのです。製品をどうやって作るのか、この点に焦点が当たっていた。しかし、今回の改定で、「製品設計」 に加えて 「プロセス設計」 も入ってきた。つまり、「何」 を作るだけでは無く、「どうやって作るのか」という点も “設計 ・ 開発” でしょ?という事なのです。これは、今までは分けて考えていたものが、一緒に考えると言う点で “当然といえば当然” の規格改正と言えると思います。何を、どうやってという “考える” プロセスが全くない仕事って! 極めて少ないのではないでしょうか?

設計 ・ 開発を何故、除外するか? 除外したがるのか? 正直なところ私には良く分からないのです。記録、記録で面倒だから、という理由かな? と思ってみているのですが・・・。私がコンサルしているメーカーさんはやはり 「設計 ・ 開発」 を適用除外しているのですが、作業の流れを見ていると設計 ・ 開発に該当するプロセスは毎日のように実施しています。「いや、その作業自体が設計 ・ 開発ですよ。毎日やっているじゃないですか!」 と話すと理解して貰えます。ただし、遠く離れた本社の方では設計 ・ 開発は除外したい。単なる誤解や理解不足の筈なのですが、さて、どうしたものか・・・。

15日のマネジメントシステム経営研究会は、激論に次ぐ激論! 9001 規格を序文から読んでいったのですが、改めて勉強になりました。また、あんなに規格の件で激論したのは久し振り! 何年振りですかねぇ〜。
とても幸せな時間でした。まるで初めて ISO 規格に触れた頃の新鮮な気持ちを思い出しました。

今回の 2015 年度版は、審査するにしても、コンサルするにしても、かなり経営や事業自体に踏み込まないと出来ない代物です。「認証を取得したいから、適当なコンサル見つけて審査だけ通れば OK ! あとは入札に使えればウチはそれで良いんだから・・・。じゃ、あとはやっといてな!」 的な会社は認証が難しいのでは? それでも認証してしまう審査会社があるから困る!

今後は、審査会社の力量が試される、そんな時代が来たのかもしれません。そもそも、審査会社も安さで勝負するのではなく、“審査員の力量や質で勝負する” それが当然だと思います。

ただ、でもね! 仮に高いレベルの審査を受け、その結果、認証を得た組織はどういうメリットがあるのだろう? 社会的にどういう評価を受けるのだろうか? 具体的にそこが見えてこないと、企業は動かないかもしれませんね?

そういえば、先日の研究会のあと、近くの居酒屋で忘年会をやったのですが、そこで出た話。次いでにご紹介しておきますね。

今後は、益々審査員のなり手が少なくなるだろう。例えば建設業界!こんなに人手不足なのに、何も ISO の審査員になんかなる必要は無い。他の業界も然り! となると、安売りをしている審査会社は苦しくなるだろう。何故か、審査員報酬が (需給バランスの問題で) 業界全体で上昇するのは当然。だって、審査員がいなんだから! それでなくても審査員の平均年齢は60歳を過ぎているし、団塊の世代がドンドン辞めていく。審査内容は難しくなるし、これから大変だ。

それでは、今年はこの辺で! 皆さん、良いお年を! 来年は第2週の日曜日から再開です。


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